先月の医師会総会に続いて今週末の日本皮膚免疫アレルギー学会。

自治医大教授の大槻先生とゆっくりお話をする機会がありました。

考え方、生き方について。

多くの教えられることがあります。

これから私にどれだけの時間があるかはわかりません。

しかし最も濃密な時間であることは、間違いありません。

先日香芝市医師会、歯科医師会、薬剤師会が集う三師会を開催しました。

特別講演には久坂部羊先生をご招待しました。

阪大医学部を卒業し、外科医、外務省医務官を経て高齢者医療に関わり、

2003年に『廃用身』でデビューされた高名な作家です。

良医と悪医というタイトルのご講演でした。


医療は限界があり、矛盾と不条理に満ちている。

メディアの理想論的な後押しもあり、背伸びをするからみんなが苦しむ。

医者は疲弊し、患者は不満を抱いている。

では、どうすればよいのか。

医療に対する期待値を下げて等身大の医療を目指す。

それが医者・患者双方にとって幸せである。


その通りだと思います。

生きるということも同じではないでしょうか。

女帝の持統天皇が藤原京に日本最初の都を築いたのが694年。

律令国家成立を示すために28年をかけて宮都を建設したそうです。

文武天皇、元明天皇の三代にわたり710年まで国家の中心でした。

この後都は平城京に移され、

711年に藤原宮殿は焼失したとされています。

今も大和三山に囲まれた見晴らしの良い平原は、

当時の景色と大きくは変わらないのかもしれません。


昨夜はここで万葉浪漫フェスティバルが開催されました。

スペシャルライブはGONTITI。

私の高校時代の友人が専属のミキサーをしているので駆けつけました。

彼らの透き通るギターの音色は心を突き抜け、

秋の夜空に高く遠くまで響いていました。

長い歴史にふと思いを馳せるひと時でした。