高校時代に同級生に教えてもらった谷川俊太郎さんの詩です。
はじめて詠んだとき、強い衝撃とともにその意味の難解さに戸惑いました。
それで今はわかったのかと問われれば、やはり変わりません。
窓の外の若葉について考えていいですか その向こうの青空について考えても? 永遠と虚無について考えていいですか あなたが死にかけているときに
あなたが死にかけているときに あなたについて考えないでいいですか あなたから遠く遠くはなれて 生きている恋人のことを考えても?
それがあなたを考えることにつながる とそう信じてもいいですか それほど強くなっていいですか あなたのおかげで